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Hadoop購入者向けガイド 第2回

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Hadoopプラットフォーム選択時の重要な考慮点

Hadoopディストリビューションの採用には、評価段階では全く予測できなかったことが起こる可能性がつきまとい、それが組織全体に影響を及ぼすことがあります。しかしこれは、企業によるビッグデータの採用が黎明期にあるため、挑戦しなければならないことでもあります。

Hadoopはまさにインフラであり、アプリケーションサーバやストレージ、そしてデータベースといった、他の重要な資産を選択する際に組織が実施するのと同様のレベルの考慮と精査が求められます。従ってHadoop環境は、お客様の他のITポートフォリオと同様、以下の要件を満たしていなければなりません。

  • サービスレベル合意(SLA)
  • データ保護
  • セキュリティ
  • 他のアプリケーションとの統合
  • プロフェッショナルサービス
  • トレーニング

まず初めに、Hadoopを独立したソリューションとしてではなく、その上で様々なアプリケーションが動くプラットフォームとして捉えなければなりません。全ての要素は包括的に動いて最大の価値を引き出します。次に、選択したHadoopの技術に自社を無理に適合させようとしてはいけません。代わりに、お客様のビジネス要件に合致したソリューションを見つけるべきです。

他の重要なソフトウェアを採用する場合と同様に、お客様の提案依頼書(RFP)を作成する際にはこのセクションのガイドラインをお使いください。わかりやすく整理するため、4つのカテゴリに分類しています。

  • パフォーマンスとスケーラビリティ
  • 信頼性
  • 管理性
  • データアクセス

以下、上記の各項目について説明し、これらの項目についてHadoop ディストリビューションに求められる点をあげます。また、実際の現場でこれらの機能がどのように付加価値を生むか、いくつか例を示します。