HadoopTimes

ストリーミングアーキテクチャ Apache Kafka とMapR Streams による新しい設計手法
最新動向

ホームスマートホーム、そしてモノのインターネット

最近の調査で、2019年までにおよそ69%の消費者が家庭用IoTデバイスを所有することになることが分かり、世界中の企業が、いわゆるスマートホームを中心とした様々なチャンスを突き止めています。例としてサムスンのCEOはコンシューマー・エレクトロニクス・ショーで、2017年までにサムスン商品の90%がIoTデバイスとなることを発表しました。さらには、「… これから5年後には、空気清浄機であろうがオーブンであろうが、サムスンのハードウェアのすべてがIoTデバイスとなる」、とまで告げています。

そしてそれはサムスンだけではありません。ボッシュLGWink、Google/Nest、さらにはWebeeのようなクラウドファンディングで資金を得たプロジェクトも、誰もが「ホームスマートホーム」の背後にある脳になろうと目指しています。ただこのIoTシリーズの初回で探っていきますが、これはまだ始まったばかりなのです。

現在はスマートホームのユースケースの多くが、エネルギー関連のトピックスといった、明らかな分野に狙いをつけています。ですがこの将来性の全貌を十分に理解するために、ここで扱っているデータの種類を見てみることにしましょう。詰まるところ、2種類のソースに要約できます。家族にメッセージを残すなどの人が導き出すデータと、ヒーターといった、機械が導き出すデータ(マシンデータ)です。

データの中には量が大量で高速のものも出てくるでしょう。ログファイルなどのデータは低速で、ビデオスニペットのように非構造化される可能性があります。マシンデータのほとんどが支配的時間軸を持つことになりそうです。つまり時系列データということであり、先に挙げたビデオメッセージなどの、非構造化されたソースから意味を抽出することが可能になってくる、ということです。

ですがお話はこれで全てではありません。冷蔵庫やテレビとの対話から、明るさや温度を好みに合わせたりニーズを予測して調整したり、といった環境条件に至るまで、家という文脈の中で数多くの相互対話が行われています。でも家や人と同じようにインターフェイスで接続する他のシステムも、数多くあるのです。まさにこの接続された車やスマートフォンといった、他のIoTの分野とのスムーズかつ滑らかな一体化の中に、今後の発展を多く見ることができる、と予想されます。最後にはなりますが重要な点を挙げるならば、1軒の家はスマートシティの文脈の中で基本単位の1種類として機能するのであり、家を接続することはスマートシティの実現にあたって不可欠なことなのです。

次回はIoTシリーズのまとめと、IoT データプロセッシングプラットフォームに必要な条件に関するディスカッションを行います。これらの必要条件を満たす高レベルのアーキテクチャも見ていきます。お楽しみに!

こちらの記事もおすすめです